東海教育研究所が発行している「月刊望星」2月特集が「炭ふたたび!」というテーマ。
そこに(株)テサキ製作所の手崎社長インタビューが掲載されました。
八六〇〇もの町工場が軒を連ねるモノづくりの街、東大阪市。
製造業の空洞化や円高などで、「受注激減」「廃業やむなし」といった声も聞かれる。
そうしたなか、自然流炭焼き窯「炭焼き達人」を開発・販売し経営基盤を強化したテサキ製作所。
なぜ炭焼き窯なのか。社長・手崎貴之さんの思いを聞いた。
<中略>
日本の産業の空洞化は着実に進んでいますし、町工場は確実に減ってきています。
経済全体、特に製造業が縮小しているのは、肌で感じます。
大企業が海外に拠点を移せば、下請けの工場は自社の強みとなる商品を持たないかぎり、縮小するか廃業せざるを得ません。
私たちの場合は、時代の流れで自然志向の人が増えているので、炭焼き窯のニーズはあるだろうと思っています。
十二年前に研究を始めたときは、補助金の申請用紙の「市場性」「新規性」などを書く欄に、「市場はない。これから掘り起こして形成していくしかない」と書きました(笑)。
啓蒙活動というと大げさに聞こえるかもしれませんが、炭文化を広げて、
みなさんに炭の良さを知ってもらうことも、私の大事な仕事だと思っています。。。
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