2012年3月27日火曜日

品川隆幸の古今東西(12)列島見聞録~佐賀編~

虹の松原

何度か佐賀県より講演依頼をお受けし、訪問したことがある。
まず最初に訪問したのが唐津市だった。
せっかく新しい地に出向くのだからと、少しは予備知識を頭に入れてから出かけようと思い、佐賀県の歴史や名産品等特徴的なものを調べてみた。

私の認識としては、唐津焼など焼き物が有名な土地ぐらいの知識しか無かった。
しかし色々調べてみると、歴史的な背景が見えてきて面白い土地だと思った。
中でも、佐賀県は明治維新で活躍した鍋島藩が納めた場所だが、この唐津は意外や幕府直轄の天領だったそうだ。

実際に訪れた唐津は、風光明媚で美しい街だった。
特別名勝の虹の松原は、距離にして5キロも続く松林だ。
防風林としての役割も果たしながら、さらにこの佐賀の海のゆったりした自然の美しさになんとも言えない陰影を与えていて、美しかった。
武家屋敷跡や商家の町並み等がしっかりと保存されており、その管理の行き届いた美しさは、とても気持ちが良かった。
古い歴史文化と自然がうまく解け合い、今でもゆったりとしたその佇まいを残す唐津は、いずれまた観光でゆっくりと訪れたい街の一つとなった。
▼続きはこちらを御覧下さい。

0 件のコメント:

コメントを投稿